

建築工程---このシステマティックな工法の中に、2×4住宅の強さの秘密があります。
① 基礎コンクリート工事
建物にとって基礎は大切です。 基礎には、建物そのものが持つ重さ(自重)に耐え、その自重を地盤にしっかりと伝える役割があります。それと同時に、地震・台風など建物に上下左右の大きな力が加わったとき、しっかりと踏ん張れるような構造である必要があります。 建物が傾いたり、倒れたりしないために、その土台となる基礎をしっかりと作ることが大切です。機械を使った整地や、場合によっては杭打工事を行い、本体工事のスタートに備えます。
② 1階床工事
北米生まれの「2×4工法」は日本古来の「軸組工法」とはまったく異なる考え方の建築工法です。日本古来の「軸組工法」ではまず線(柱や梁)で家のカタチをつくりますが、「2×4工法」ではまず床を面としてつくります。 写真はスタイロフォームという断熱材を隙間なく敷きこんだ後、28ミリ厚の構造用合板を張ったものです。
③ 1階壁工事
写真は②の床の後、構造用製材でつくった枠組みに構造用合板を張り付けた「パネル」で壁を立ち上げた様子です。また、使用する構造用製材は分かりやすく規格化されたもので、JAS規格(日本農林規格)によって厳しく品質がチェックされ、使用する箇所ごとに製材品の規格なども細かく定められていますので、安心です。
④ 2階壁工事
写真のように床・壁・屋根が初めから面としてつくられ、その面で箱(六面体)をつくるように家をカタチづくります。気密性や断熱性、シンプルで合理的な施工など、2×4住宅が備えている優れた特長は、すべてこの「面構造」が基本となって実現されています。
⑤ 小屋組工事
2×4住宅は、六面体が出来上がると、家全体が強いモノコック構造(一体構造)となります。モノコック構造はもともと、極限の強度が求められる航空機用に開発されたものです。スペースシャトル、新幹線、F1レーシングカーにも採用されているほど、きわめて強固な構造です。事実、米国では、2×4による4階建て・5階建てのアパートなど大規模な建築も珍しくありません。
⑥ 屋根仕上げ工事
いよいよ「家」らしくなってきました。2×4工法は、構造材やクギのサイズ・使用方法・使用箇所から施工の手順まで、きめ細かくマニュアル化されているため、施工者の技量に左右されることなく、どの住宅にも均一な高品質と高性能を実現します。さらに面構造を基本に床・壁・屋根の順に効率よく進行する作業工程によって、工期の短縮やコストの軽減といった面でも、2×4工法には大きなメリットがあります。